アニサマ2019の1日目と2日目に参加したのでその感想を。アニメロサマーライブ、ドワンゴでCMやってた頃から知ってるのに、参加したのは初めてでした。楽しかったですね。個人的にはですが1日目が神でした。おまけ程度に他も書いてますが、ほとんど石原夏織さんの話です。
石原夏織
☆前日のツイート
明日ま〜じでRay Rule来ねえかな
— あしか (@ashika_sea) August 29, 2019
来てもコール打つところないけど...
やっぱフェス向けはSunny YouがNo.1なんですよね。俺が石原運営ならSunny You→TEMPESTにしますね。
— あしか (@ashika_sea) August 29, 2019
☆当日のツイート
一言だけ申し上げるとRay Rule...です。現場からは以上です。
— あしか (@ashika_sea) August 30, 2019
...1曲目がまさかの「Ray Rule」でしたね。2ndシングルの表題曲とはいえ、むちゃくちゃ驚きました。
アニメタイアップがついててちゃんと盛り上がるべきところを抑えられてる「Sunny You」でしょ〜しか思っていなかったので、ムービーが青くてまず「え、まさかUntitle Puzzle*1??」と思ったし、「Ray Rule」のイントロが流れた時の高揚感と言ったら。。
石原夏織 1st LIVE「Sunny Spot Story」Blu-ray&DVD 「Ray Rule」short ver.
↑イントロがかっこよすぎる。こんなのがデビューシングル「Blooming Flower」の次のシングルです!って発表されたら度肝抜かれるよね。是非聞いてください。ちなみにアニサマはほぼこの映像の演出でした。
はじめに
前々からキャリさんでは「Ray Rule」が一番好き〜!!!と主張しているのですごく嬉しかったです。
フェスの選曲としてはTEMPESTとの流れでいけばダンスパフォーマンス色の強い2曲をやるということで、声優アーティスト・石原夏織はそういう方向で打ち出したいのだなと感じました。勿論パフォーマンスも最高だった。だけど、少しペンライトの色でモヤモヤしてしまいました。
石原夏織さんのアニサマは「ゆいかおり」時代から数えると2016年以来3年ぶりで、「石原夏織」ソロ名義としては、初の出演。
つまり、初登場とはいっても「帰ってきた」という側面があると同時に「新しい門出」という側面もあるわけです。
ゆいかおり時代の石原夏織さんのイメージカラーといえば青でしょう。
ええ、その通り、会場は真っ青でした。
しかし、石原夏織さんのデビューから今を見てきた僕としてはこれに正直言うと(しょうがないとは思いつつも)悔しい気持ちがありました。
何故白が良かったのか?
むしろ、青で悔しいのか?
Ray Ruleとはどんな曲か?という話からしたいと思います。
まあ、めんどくさいオタクの話です。
Ray Ruleとこれまでの石原夏織
ゆいかおり時代はざっくり言えば(当時ファンではないので、推測でしかないですが)、小倉唯さんがキュート担当で石原夏織さんがクール担当(実際のキャラクターはともかく、歌で言えば少なくともそう)だったのでしょう。
ソロでやる意義はユニットの自分の担当部分(ここで言うとクール的な部分)を強めるというのもあるのでしょう。
Ray Ruleは石原夏織は2ndシングルで、1stシングル「Blooming Flower」は始まり爽やかさや始まりがイメージの曲調だったのに対し、カッコイイ石原夏織を前面に出した曲でした。
ファーストシングルが爽やかな曲だったので、今回はカッコイイ曲をやりたいと思いました。それで様々なクリエーターさんに、"石原夏織が歌うカッコイイ曲"をお願いしたんです。そのなかでわたしがもっとも"石原夏織が歌わなさそう"と思った曲が『Ray Rule』でした。
VOICE Channel VOL.4より
上のボイチャンのインタビューではRay Ruleは石原夏織が歌わなさそうな曲を選んだというように、前のイメージを打破するような意味合いがあったように思います。イントロをはじめとした音楽、意志を感じる歌い方、ダンスどれをとっても「かっこよさ」を前面に出しており、どちらかといえばかわいい感じのアイドルユニットであった「ゆいかおり」に対するアンチテーゼ、まさに「ソロの石原夏織」でしかできないことだったように思います。当時の自分も「ソロの石原夏織」がしっくり来たのはこの2nd シングルの時でした。
この後発売した1stアルバム「Sunny Spot」のリード曲のかっこいい感じのダンスナンバーである「Singularity Point」では「いつもの自分から外れて、自分を変えろ!」というメッセージがあったり、声優アーティスト・石原夏織のこれまでのコンセプトは「これまでの自分ではない、新しい自分」であったように思えます。
そもそも、今までのシングル、リード曲で純粋な青色ってないんですよね。
Blooming flower→青/黄
Ray Rule→白
Singularity Point→赤
TEMPEST→赤
青なのは1stシングルのカップリング「Untitle Puzzle」と2ndシングルのカップリング「半透明の世界で」だけなんですよね。むしろ青を避けているきらいがあるとまで私は思っています*2。
(これは愚痴のようなものです)
だから、1st LIVEの時、観客で縦5つに分けて虹を作るMCがあって、その後に「色づく世界の明日から」のOP「17才」をカバーするというシーンがあったのですが、この虹を作るMCが終わった瞬間に自分の担当カラーやめて青にする人が目立ったのは「なんだかなぁ…」と思ってしまっていました。
「新しい今の石原夏織を見せたい」、1ファンの妄想でしかないですが、これが前回のアニサマから今回のアニサマまでの"物語"だったのかなと。
そこで重要なのがペンライトの存在です。
ペンライトをなぜ振るのか?
我々はそもそも何故なんのためにペンライトを振るのでしょう?
端的に言えば、自分は意思表示だと思っています。
複数人がいるアイドルライブにおいては「推しのカラー」を振るというのは、その推しが好きだという意思表示です。
観客が思い思いの色を振って結果的に「色とりどりの光の景色」となります。
それだけではなく、その曲のセンターの色を振るというパターンもあります。
じゃあ単独アーティストにおいて色を振る意味は何ではしょうか?どちらかと言えば、センター曲に振る場合と同じでその楽曲の世界観に共感し、歌を支える背景として彩るということなのであろうと思います。
今回の「Ray Rule」の話でいえば、アニメロサマーライブという新たな門出を新しい自分(⇔ゆいかおり)として打ち出すことに意味があったのだ思っています。
だからこそ、「白」を振ることは今の石原夏織を示す意味合いがあるのです。
だから「新しい石原夏織」と真逆の方向である青一面に染まった時ははっきり言ってがっかりしました。そんなに過去を見ているのかと。
僕は「新しい石原夏織」をどうせなら「白」で迎えて欲しかった。本当にただそれだけですなのですが。
勿論、「あんな青っぽい演出で白振れなんて分かるわけないだろ」というのは承知してます。
初見では難しいし、アウェーの場なこともわかってるし、本当にただの「気持ち」でしかありません。
ただ、それでも少し悔しい。
「今」の石原夏織を見て欲しい。
だから僕はこうやって筆を取りました。
もしこのブログを読んだ方が今後「Ray Rule」をどこかのフェスやライブで聴く機会があれば「偏屈でめんどくさいオタクが白と言ってたなあ...」って思いながら白を振ってくれると嬉しいなと思いますね。
とはいえ、みんなに認知してもらうのはよほどの有名曲じゃないと難しいから、「サクラ」というか先導するファンの存在も重要で、自信満々に白振るファンがたくさんいたら「あ、これ白なんだ〜」と思うわけです。
実際、「TEMPEST」は真っ赤になってたし。なのでファンのみんなも頑張りましょう。
ところで、Twitterにも書いたのですが、二つ隣のAqoursのブレード持ってたオタクが「石原夏織のRay Ruleのダンスの動きとムービーが一致してて演出が凄かった!!」と話をしてたのがとても嬉しかった。
片や、多分隣のRoseliaのオタクは僕のRay Ruleでのテンションの上がりっぷりにドン引きだったでしょう。ごめんなさい...。
その他
いや、この人曲の感想全く書いてないじゃん…。
☆TEMPEST
前週のイベントでピッチが不安定だったので、大丈夫か?と思っていました。最初の「目を覚ませ〜」の音が違うくて「これはやばいぞ」と思ったんですが、それ以外はかなりいい感じでした。
事故みたいなものだろうししょうがないんだけど、なんで最初だけ外したんだ...、マジでドキドキした。
☆TRY UNITE!
この前の週半分冗談で知り合いに「まめぐいるし、TRY UNITE!来るんすかねー?」と言ってたら本当に来てビックリしましたね。ん、聞いたことあるイントロだぞ、からのこれでした。
☆ファッとして桃源郷
最初みもりんの隣がキャリさんって認識できなくてびっくりしました。近藤うどんこってこんな声だっけ?って考えてたら曲が終わってた。結局思い出せてない。
逢田梨香子
あんまり書くことはないんですが、誕生日イベントでも一番安定感があったし「ORDINARY LOVE」でしたね。アニメタイアップこれだけですし。
前イベントの昼の歌に近い感じでBメロ頭(「太陽みたいな〜」)からロングトーン(「流れる〜」)にクレシェンドがかかり、圧巻でした。
良かった良かった。
逢田さんには気持ちが入りすぎてしまうし、ノリノリな曲でもないから普通に聴きながら泣いてましたね。
自分の席がアリーナの一番後ろだったので後ろから出てきてくれて嬉しかった。近かった。
あと「逢田梨香子でした」とお辞儀したあとの最後の拍手があまりに温かく感じられました。こんな温かい拍手があるんだなって。
Aqours
書きます?書かなくてよくない?
一言でいうなら今回のコンセプトである「STORY」に合わせる必要はなかったかなぁと思います。今回見せたAqoursの「STORY」は少なくともアニサマというフェスで見せるべきAqoursの「STORY」ではなかったように感じました。
その前のTrysailとかSTORY要素はぶっちゃけなかったけどとても良かったじゃないですか。本当にただ盛り上がる曲3曲入れただけだけど(僕は詳しくないですけど、「オリジナル。」みたいな聞かせるタイプの曲もあり得るのに)、僕はむちゃくちゃ楽しかったです。
何故こんな批判的なことを書くかというとまず、僕がAqoursにものすごく期待しているからですね。期待して信じてるからこそ物足りなかったら批判はします。
嫌いだからじゃなくて、むしろ好きだから批判します。
あとフェスという場でAqoursのことを知らない人に誤解して帰って欲しくないからです。
フェスに例えばAqours目当てで行って初めて見るアーティストとかいるじゃないですか。で、この人良かったな〜とかこの曲良かったな〜とかあるじゃないですか。今回の自分だったら畠中佑さんとかそうでしたね。そしたらその時の印象が強く残るじゃないですか。それであの時アニサマで見た人だ〜となる訳。
そういう初めて見た人に「良かったな~」じゃなくて「よく分かんなかったな〜」と思わせるステージはフェスとしては成功とはいい難いと思います。そういう風に思われて帰られるのは本当にもったいない。
今回のセトリはAqoursのオタクじゃない人にとって、初めて見るステージとしては前提が足らなすぎたと思います。
4th day1の「想いよひとつになれ」を見たとき、ファンですら意味を理解するのに時間がかかったというのにいわんやファンではない人をや。
しかし、逢田梨香子さんのインスタであったんですけど、「想いよひとつになれ」はどうやらアニサマのプロデューサーさいとーPからのお願いだったということなのでAqours陣営を100%批判するものでもないというのは付け加えておきます。
ま、来年は未体験HORIZONとDeep Resonanceでアニサマに来たオタク(自分を含む)を全員ブチ上がり骨抜きにするから見てろよ〜(フェスくらいはそういう曲にしてほしいというのが本音です)
共演
今回のアニサマはこれに尽きますね。
石原夏織さんと📸💕
— 逢田梨香子 (@Rikako_Aida) August 31, 2019
リハをずっと、可愛い、、可愛い、、と思いながら見させて頂いてたのでお写真撮ってもらえて嬉しかった〜🥰#anisama pic.twitter.com/4Ox2Xsne9U
https://ameblo.jp/ishiharakaori-0806/entry-12516270313.html
...いや、マジで嬉しいです。ただそれだけです。やはりほとんど現場で会ったことないんですね。
全く違うところから好きになった二人がこうやって交わる瞬間を見れたのは嬉しいなと。年齢も誕生日も近いし、仲良くしてもらえると良いなあって。
アニサマ、楽しかったです。自分の推しが全員出るなんて贅沢ですね。来年も推しが出れるよう応援していく所存です。