"好き"の力信じて

"好き"の話をします。ラブライブ!、石原夏織、アニメ。

小林愛香1st Fan meeting「and PARTY!!」(昼公演)所感。

今回は4月30日に行ってきた小林愛香1st Fan meeting「and PARTY!!」昼公演の話です。
少し不遜になるかなと思うんですけど、楽しかったので簡潔に書きます。

僕は逢田さん推しなんですが(2回連続)、Aqoursのキャラクターでは小林愛香さんの演じる"ヨハネ推し"なので、声が好きで歌も好きだから参加したくてわざわざFC入って参加しました。
自分の推しのイベントのレポート書けよという感じですが、まあ色々あるんです……察してください

レポートはファンの人が書いてくれればいいので自分はライブパート(の一部)についてだけ書きます。なのでこれはファンミ「レポート」ではなく「所感」と位置付けています。

あいきゃんの印象

あいきゃん(というよりヨハネ)はAqoursを好きになる前(アニメ2期を見た印象)から「ヨハネって可愛い声してるし、演技上手いよなあ」でした。
何よりヨハネとしての"ツン"の演技と善子としての"デレ"の演技の落差が凄く綺麗で、普段ツンとして本心を言わないから本心を言うシーンに心を揺さぶられたり。
キャラクター的に世界観を作りやすく演じやすいというのを差し引いても彼女自身がヨハネという世界を作っているような感じを受けました。
とか思ってたら、「えぇ、この人声優やったことないの!?!?デビュー作??はぁ?意味わからん!!」と思いました。おまけに歌も上手くてカッコいい。
Aqoursのファンになってからは、「とりあえずヨハネに対する愛がすごい人物」という認識でした。ヨハネAqoursが好きなんだってのは色々な発言や行動から感じられていて、あいきゃんという人物をヨハネAqoursなしで認識することはできなくなっていました。
そんなあいきゃんが個人としての写真集「愛香」を出した時のインタビューはそこそこ衝撃的なものでした。

https://www.buzzfeed.com/jp/tatsunoritokushige/aikyan2018
「ドームライブ、紅白出場が最低ラインだった」小林愛香が語るAqours、そして個人の夢

引用元はほとんどこちらなのでこちらを読んでください。

君を守りたい


TVアニメ『クイーンズブレイド リベリオン』EDテーマシングル収録曲「君を守りたい ~Naked Remix~」試聴用PV
事前に少し聞いた程度ですが、クール系の曲を歌うあいきゃんというイメージでした。
この曲の発売は2011年3月。それから8年です。

多分このころは(失礼ですが)今とは比べものにならないくらいの知名度だったと思うし、もしかしたら歌われることなどなかったかもしれない。
この舞浜アンフィシアターという地で真っ赤な*1光の海の中、2000人の大観衆の前で小林愛香としてこの曲を再び歌えるということに凄く感動してしまいました。だって、8年前ですよ。8年前この曲をこの観衆の前で歌うということはきっと想像してなかったんじゃないかなと。それが「ラブライブ!サンシャイン!!」との出会いによってもう一度歌うことができた*2

「この出会いがみんなを変える」

そう思うと涙が止まらなくなりました。後のMCで分かることですが、どうやらこれが初めての披露だったとのこと。

「小さい時から歌うのが好きで、踊るのが好き。もともと安室奈美恵さんに憧れていて、いつか安室ちゃんのようになれたらと、気づいた時には歌手を目指していました」


小林愛香さんと言えば(先の記事にもある通り)安室奈美恵さんのファンであることは有名ですが、この歌ものすごく安室奈美恵ぽいんですよね。津島善子(CV:小林愛香)のソロ曲「in this unstable world」と比べても「君を守りたい」の方が遥かに安室奈美恵ぽいと感じます。この曲にはあいきゃんの安室ちゃんへの憧れが感じられます。


ラブライブ!サンシャイン!!」の1期の挿入歌である「MIRAI TICKET」という曲にはこんな一節があります。

「憧れ」抱きしめて 次へ進めば
僕たちだけの新世界が きっとある
AqoursMIRAI TICKET」より


「憧れ」はあくまで次に進む時に抱きしめるもの。
つまり「憧れ」は目指すべきゴールへの道筋でもないし、決して着地点ではない
「憧れそのものになること」じゃなくて「憧れをヒントにしながら自分の道を進むこと」。 だから、「憧れは地図じゃなくて持ち歩くコンパス(指針)」なのでしょう。


「君を守りたい」は勿論曲はかっこいいのですが、「憧れ」が強すぎるあまり「憧れになろうとして束縛されている」ような印象を受けます。憧れに「なる」ための方法を模索している感じ。この点がすごくラブライブ!サンシャイン!!1期のAqoursとμ'sの関係に近くて、「MIRAI TICKET」を思い出してしまいました。
だから、この歌を聞くとかっこいいとかそういう気持ち以上に僕はすごく胸が苦しくなります。良くも悪くも8年前のアニソン歌手・小林愛香だなと。

デビューから1年後の2012年にはシングル『future is serious』もリリース。しかし、その後数年は歌手として目立った活動はなかった。
小林いわく「やりたいのにやれない。自分の中ではくすぶっていた時期」


こう書くとまるでこの曲を否定しているかのようですけど、曲はとてもかっこいいしあいきゃんの歌は当然のようにお上手なので、帰りの電車でエンドレスリピートして感慨に浸るくらいには好きです。ただ、それとは別に苦しい気持ちになるという話です。

A.N.D.

OPと一番最後に流れた曲で今回のイベント用のファン向けの曲でした。
ダークでかっこいい「君を守りたい」とは全く違って、「ラブライブ!サンシャイン!!」を経て得たものを存分に生かして「可愛い/優しいあいきゃん」に振り切った曲でした。

「自分がいろんな声が出せることがわかりました。
それまで歌った歌はクール系で、アイドルチックな歌が自分では得意だと思っていなかったんです。 そんな声が出るとすら思っていなかったので」


自分ですら気づかなかった自分の美点に気づいた後の「あいきゃんの現在地」を感じられて良かったなぁと思います。

Aqours関連の曲だと「ハジマリロード」の歌声に近い感じ。

横浜アリーナには、出演したアーティストの名前が刻まれているんですけど、
そこに安室ちゃんの名前がある。そして私たちの名前も刻まれるのだと思ったら嬉しくて。
そして東京ドームでのライブに紅白。安室ちゃんの軌跡を辿っているんですよ」

ただ、小林さんが今持っているのはまさに「コンパスとしての憧れ」なんだよなと感じます。
辿り着くまでの道は決して安室ちゃんと同じではないどころか全く違う。けどそれで良いんですよね。

おわりに

推しではない私がこの記事を書くのは不遜だって言っていたのは伝わりましたかね。
端的にいえば、小林愛香さんのイベントなのにラブライブ!サンシャイン!!の話ばかりしてるんですよね。
今回のファンミのセトリにはラブライブ!に関連する曲が1曲もありませんでした。
小林さんは思った以上に「Aqoursのない小林愛香」を考えていたのかもしれません。
しかし、私のこのブログの内容は見ての通りラブライブ!サンシャイン!!と決して切り離さず「君を守りたい」とか「A.N.D.」の話をしてるんですよね。やっぱりこの記事は不遜だなと思います。すいません。

あと、やっぱり自分はあいきゃんに歌ってほしいなと思いました。
小林愛香さんの終演後のブログで引用すると、

わたしは歌うことが
本当にすきなんだと改めて実感しました。
小林愛香 Official LINE BLOGより

いつも概念的な話ばかりしてしまうのが良くないのですが、
実際のところ歌うあいきゃんはとても好きでダンスもかっこいいし今後も応援していきたいと思います。
Body feels EXIT」とかダンスナンバーを歌ってる時のあいきゃんは本当にかっこよかった。
あと全く書かなかったけどトークパートのグッズを使った無茶ぶりが面白かったです。ペンライトを鉢に刺すやつとか。
これからも機会があれば見にいきたいなと思いました。

おまけ(参考)

in this unstable world


【試聴動画】「ラブライブ!サンシャイン!!」TVアニメ2期Blu-ray第3巻特装限定版特典CD③「in this unstable world / Pianoforte Monologue」

ハジマリロード


【試聴動画】セブン-イレブン・セブンネット限定CD付劇場前売券収録曲「ハジマリロード」

*1:「and」のイメージカラーが赤なので会場は真っ赤でした

*2:勿論、当人がオーディションに通るほどの実力、才能、能力を持ち合わせているからであって全てがラブライブ!サンシャイン!!のおかげ、なんて言うつもりはありません