"好き"の力信じて

"好き"の話をします。ラブライブ!、石原夏織、アニメなど。

Aqours 3rd live 感想 part2〜福岡day2とキセキヒカル〜

友人(??)であるゆらゐさんに誘われたのでつい7/8(日)福岡まで行ってしまいました。ゆらゐさんからは前回の記事公開する前に「毎回のように園田海未出てきて草」という感想を賜りました。大変光栄です。これからも精進します。なお、前回の記事には残念ながら園田海未は出てきてない模様。


この頃にはAqours club2018(通称15000円するCD) を購入し、BD7巻も東京ドームのため購入してましたし既にかなり熱を入れてたのかもしれない。


前のライブは「ん〜80点!」とか言ってるのにこの様なのでツンデレなのかもしれませんね。園田海未ちゃんなので好きな人には要求が厳しい。


事前の予習〜ライブ前まで

埼玉と福岡の間に大阪はほとんど曲が同じでナンバリングシングルのカップリング枠が待ってて愛のうた(2nd 恋アクのカップリング)だったこともあり3rd→2nd→1st と来るのではないか?つまりStep zero to one!(ゼロワン)かAqoursHEROESなんでは !?と思ったので、ナンバリング3枚とついでにジングルベルがとまらないを借りました。
ゼロワン本命アクアヒーローズ対抗かなと思いました。
ゼロワンあまりに良い曲だしとてもAqoursぽいと感じるので、こっちを表題曲にしてくれればあっさり1stシングルでハマったかもしれないな〜と思いました。君ここが嫌いなわけじゃないんですけどね。


あとライブツアーの場合特にですが、day1で公表された情報を 知ってしまってday2行くと個人的になんか白けるな〜と思った ので(ネタバレを極端に嫌うのはありますが)キャストを全員ミュートしてtwitterは必要最低限しか見ずライブに望みました。アンチネタバレヤク○です。


ゆらゐさんにも(なんの根拠があったのかわかりませんが)やたら事前情報は見ない方がいい!と豪語してました。


当日は頭が悪すぎてライブの2時間くらい前に福岡に着きました。福岡にいる昔からの知り合いのRAGさんと再会を果たし、天神で350円のラーメン食ったらもうバスの時間だったので、会場に望みました。何もしてへんやん。完全にライブのためだけに福岡来たラ○ガイ○になった。福岡に会いに来てラーメン食って5年くらい前に借りたゲームを返すだけになってしまった。


天神から会場まで直通のバスだったんですけど、85%くらいオタクだったのに近くにギャル4人座ってて「ギャルラブライバーか!?」と思ったら天神の次の次くらいの停留所で降りました。


会場に着いた最初の感想は「人少ねえ〜」でした。キャパが西武が40000で福岡が16000なので当然なんですが、30分前には物販に誰も人がいないのは驚いた。それをいいことに無駄に誰もいない物販に並び、 西武だったら一瞬で売り切れてるであろうしそもそも絶対やらない缶バッジガチャをやってしまいました。


会場は2階のある体育館みたいな形で私の席は1階アリーナ後方でした。でも一番後ろは明らかにトロッコ通るスペースがなくて、少し前に大きい通りが あったのでこれはトロッコ当たりかもなと思ってました。


開演前はday2なのに今日はどんな感じになるのかなー?とか謎の会話してました。周りから見たら滑稽に見えたでしょう。


ここからは『簡潔に』振り返っていきます。前回と同じことしか書けないところは飛ばします。

(すでに1300字書いてますけどね)

 

セトリと感想

 

1.未来の僕らは知ってるよ
2.君の瞳を巡る冒険
///自己紹介、MC

最初のあいきゃんの自己紹介が埼玉の時に比べてやけに短く(確かコーレスと一言だけだった)まず、ここから曲増えてるのでは!?ってのを予想できました。他の人も割とみんな巻いてるなと思ったけど、小宮有紗さんだけ全く巻いどころかむしろいつもより長くてワロタwマイペースが持ち味だから仕方ないね...
3."MY LIST" to you!
4.MY舞☆TONIGHT
5.君のこころは輝いてるかい?
///映像
6.MIRACLE WAVE

大阪は見てないですが、6回中5回は完璧だったんですよね。埼玉day2の時は支障がない程度でよろけてましたが。Bメロの独特の緊張感はライブならでは。

ほんとにあんちゃんに怪我なくて良かったです。

///MC

MIRACLE WAVEをやっている時のあんちゃんはリーダーしているなと感じてすごく好きです。ああ、あんちゃんがリーダーで良かったな〜と感じられる瞬間ですね。

///福岡特別幕間(総合司会)

メタネタがやたら多かった。


7.Beginner's sailing/渡辺曜
8.RED GEM WINK/黒澤ルビィ
9.WHITE FIRST LOVE/黒澤ダイヤ
10.New winding road/小原鞠莉
11.さかなかなんだか?/松浦果南

ロッコ曲であるRED GEM WINKですが、ルビィちゃん(ふりりん)が予想通り手前の大通りまで来てくれました。今後もトロッコ当たりであることを確認したしふりりんが近くに来たこともあり興奮しました。衣装のこだわりがすごいですよね。


///映像

映像自体は一緒なんだけど6回目だからか、98人のところで入学希望者増えないかなって千歌が言ってる場面で「俺が入るーーー!!!」って叫んでたオタクがいて面白かった。俺も入ったら100人になるけど。僕は笑いましたし会場も笑いに包まれましたが、初回の人には顰蹙だったかもなあ。
12.空も心も晴れるから
13.SKY JOURNEY
14.HAPPY PARTY TRAIN

予想は残念ながら外れましたが、妥当でしょう(むしろ大阪の待ってて愛のうたが予想外だった感)

空も心も晴れるからで表題曲衣装になるのでその時点で3曲目がわかるんですがそっちを変えて来たか〜〜。ってなりました。


///映像
15.Awaken the power/Saint Aqours Snow
///MC Saint Snow自己紹介

16.DROPOUT!?/Saint Snow

MCの途中で「本編では歌えなかった曲があるので」って流れが来た時にサプライズ来たな〜〜と思いました。実は前日に佐藤日向さんのツイッターで緊張したみたいなことを呟いててこれは正直来ると思ってましたね。(これだけミュートし忘れて見てしまったのは少し失敗でした)

自明なんですが、Saint Snowはクオリティが本当に高いし乗れる。いつかCRUSH MINDもやってほしいですね。


///映像

ここだと思うんだけど花丸がμ's特集の凛ちゃんの雑誌を見て憧れる回想シーンが出てきて、「凛ちゃーーーん!!」って叫んでいるやつがいて爆笑した。さすがに関係ないやん。これも埼玉(初演)ではなかったことなので楽しかった。


17.WATER BLUE NEW WORLD
///映像
18.青空Jumping Heart
19.キセキヒカル

埼玉、大阪は青ジャンで終わりで「ありがとうございました!」ではけて今までのところだったんですが、いきなり「それでは聞いてくださいキセキヒカル」で「キセキヒカル」が流れました。

流れるのかな?と思っていたけど、ここで流れるとはという感じで驚きの選曲でした。非常に高まりましたしネタバレ見なくてよかったと心底思いました。

 

曲の話をすると、

この曲は『起こそうキセキを!』というアニメでは重要な場面で流れるBGMをアレンジして歌にした曲で、このBGMを歌にするのか、予想外という話はファンの中でもあったようです。

私は全然気付きませんでしたが...(BGMに無頓着オタク)

 

この「キセキヒカル」という曲は「WATER BLUE NEW WORLD」(以下、WBNW)や「WONDERFUL STORIES」(以下、WS)と同じく今までの奇跡(軌跡)を見る曲なのですが、この2曲とはっきりとした違い、この2曲にあって「キセキヒカル」にはないものがあります。

 

今を重ね そして 未来へ向かおう

―――「WATER BLUE NEW WORLD」より

あたらしい夢が聞こえる

いつかまた はじまるんだよ

次のDREAMING DAYS

―――「WONDERFUL STORIES」より

 

とWBNWやWSは「過去を振り返り、未来(次)を見据える歌」なのです。

しかし、「キセキヒカル」には「次」や「未来」といった言葉は出てきません。つまり「キセキヒカル」というのは「過去を振り返る歌」なのです。

 

奇跡は 起こると(起こると)
知ったよ
あの頃の 僕らへと
教えて(教えて) あげたい

諦めないことが 夢への手掛かりだと
今だから言ってもいいかな 言いたいね

 

「あの頃の僕ら」とは誰なのか。

「今だから言ってもいいかな」は誰に向けてなのか。

 

未来の僕たちは 
きっと答えを持ってるはずだから
ホンキで駆け抜けて

ホンキをぶつけたら叶うんじゃないかな...夢!

―――「未来の僕らは知ってるよ」より

 

あの頃の僕らとはOP「未来の僕らは知ってるよ」の僕ら、未来の僕らはキセキヒカルの僕らとアンサーソングになっているのです。答えを持ってる僕らがいると信じて駆け抜けた先、夢を叶えた先がキセキヒカルのAqoursだったという訳です。

 

最初はμ'sに憧れて、輝きたくてスクールアイドルを始めた千歌ちゃんがμ'sをなぞり廃校を阻止するという目標は叶わなかったものの、優勝をして学校の名を残す。

優勝をするのは当初の夢ではないんじゃないか?という指摘はもっともですが、現実最初に願った夢を叶えられる人ばかりではないはずで、夢はどんどん形を変えるものです。その意味で、Aqoursのお話というのはとても人間味のある話に感じられます。

 

投げだしたい時こそ
大きく変わるときさ
そこにきっとチャンスがあるから
あったから

 

この「あるから」「あったから」という表現が絶妙ですね。あったからというのは経験に基づいて逆境を乗り越えて来た人にしか出てこない言葉なんですよね。やはり経験を語りかけている歌詞なのだなというのがわかります。

 

やまない雨はないと 走ってきたよ
(だからねsunshine day)
見上げれば熱い太陽

(ラスサビ)

動いてないと探せない 休んでも止まらないで
夜が明けた空には 太陽

 

「太陽」という言葉が2度出て来ますが、この太陽というのは真夏のギラギラした太陽じゃなくて一筋の光くらいの意味合いで、普段は気づかないけど落ち着いてみたら暖かい光が照らしてくれていたというニュアンスなのでしょう。

それもまたAqoursらしい暖かさを感じられます。

 

「キセキヒカル」はラブライブ!決勝で歌ったWBNW、卒業後の浦の星女学院の体育館で歌った(ムービーではダイスキだったらダイジョウブ!やその他の衣装がぐちゃぐちゃに出てくるしもう内浦を去ったはずの3年生が出てくるのでので時系列不明説はありますが)WSのようにどこかで歌ったという描写はなく、優勝を決めた後の帰り道みたいな落ち着いた時間にふいに出てきた言葉を歌にしたように感じます。

 

ライブとしての曲の位置もWBNW、青ジャン、キセキヒカル、WSで時系列的にも完璧なのです。意図して作られた曲としか思えません。

 

考察していて気づいたのですが、「キセキヒカル」というのはダブルミーニングなんですよね。

「奇跡」光ると「軌跡」光る、「キセキヒカル」の時点ではWSで出た結論である「輝きは内なるところに最初からある」というのがまだ分かっていないんですよね。実際キセキヒカルの歌詞では取り上げませんでしたが「奇跡は起こったよ 本当に」と歌われているのです。千歌たちは光っているのは奇跡(他から与えられたもの)だと思っているけど実は軌跡(自らで全力で駆け抜けて来たもの)だったということに気づいていないのです。「見上げれば熱い太陽」というのは「軌跡」をずっと見てくれている太陽を表しているのだと思います。

 

(Aqoursコール)

EN1.ホップ・ステップ・ワーイ!

7/1発売の曲を1週間後に流すとは...これにはビックリしました。

Landing action Yeah!!だとドゥーーンで始まるんですけどこっちだと「決めよう〜」で始まるんですよね。その時点で「おおおおまじかああああ」となりました。サビで止まったトロッコは神of神でありしゃ、すわわ、きんちゃんが私のブロックの前に来てました。高槻かなこに一生振ってました。

ツアーの最後を締めくくりとして「決めよう 次にしたいこと」というのはピッタリかなと思いますね。

 

EN2.勇気はどこに?君の胸に!(アレンジVer)

11話アレンジですね。急に音楽が止まってアニメの切り取りで「やり残したことなどないそういいたいねいつの日にか~」の部分がアニメバージョンなのでスローで流れるんですよね。これもびっくりですね。勇君といえばこのイメージになってしまいました。千歌ちゃんのソロもいいですよね。

 

ラストMC

きんちゃんとりかこのMCがすごく印象に残っています。

まずきんちゃん。「生きててしんどい事とか辛い事とかあるかもしれないけど、Aqoursが皆の居場所であって欲しい」という言葉を泣きながら言っていたのが印象的でした。また、「センターで歌いたい」とこの場で言える人は彼女くらいなんじゃないでしょうか。そういう心意気はとても応援したいなと思いました。

そしてりかこ。どうやら1日目のMCは異様な雰囲気だったみたいで、Aqoursはこのまま映画、東京ドームと解散するんじゃないかと言われていたらしいですが、りかこの「3rdライブは終わりますが、私はまだまだAqoursとしてやりたいことがたくさんあります。」というのはそういった噂に対する最大限の配慮だったと考えるのは考えすぎでしょうか。1日目と2日目の間にそんなものを見ている時間があるのかや1メンバーとしての意見がどれほど反映されるのかなど疑問はありますが、こういうフォローはりかこらしいなと思います。逢田推しで良かった。

 

EN3.WONDERFUL STORIES

これは逆に言うことないのではないだろうか。アニメを見て曲を聞いて歌詞を噛み締めたらたら全てわかります。ものすごく直接的です。

敢えて言うなら勇君やみらぼくの「本気」「やり残したことなどない」というのはここに繋がってますということですかね。

 

まとめ

あのねぇ、これは140点。

 

選曲も2曲追加したことでアニメを提げたライブとしては完璧で減点要素がありません。

新曲の配置位置も完璧です。キセキヒカルの

100点ではなく140点としたのは演出の上手さです。

 

演出というのはこのライブ、ライブに限らない「キセキヒカル」の位置づけです。

「キセキヒカル」の話を既に長く語っているのにまだ語るんかいという感じなんですけども、まとめに書く方がふさわしいと思ったのでこちらに書きます。

福岡公演で漸く気づいたのですが、幕間で流れている曲は『起こそうキセキを!』なんですよね。(埼玉の時は意識してなかったけど埼玉でもそうなんでしょう)

サビのメロディーが全く同じなので、キセキヒカルが発表されてちゃんと予習してれば誰でも気づくようになってるんですよね。まず、この点で今までと同じ曲をやっていても、休憩時間に流れてくるBGMがただの壮大なBGMからキセキヒカルだと認識するようになりこれだけで気持ちの持ちようが大分違いました。このBGMを聞いているだけでサビの「動いてないと探さない 休んでも止まらないで」が出てきてしまうんですよね。BGM聞いただけでラブライブ!サンシャイン!!の「キセキ」がフラッシュバックしてエモくなってしまう。

 

ただ、曲とアニメの融合したライブを見せるのではなく「キセキヒカル」という曲を千秋楽に出すことで、休憩時間のような幕間にすら、文脈をつけてしまう。もはやこれはライブだけでもアニメだけだけでも楽曲でもない全てが有機的に繋がっている芸術作品だなと感じました。数多あるアイドルコンテンツの中での「ラブライブ!」のオリジナリティーであると思い、このライブでより「ラブライブ!」そのものが好きになれたような気がします。ということで140点です。

 

どうしても自分がアウトプットしたい、ブログに残したいと感じたのはこの福岡公演でした。わざわざ福岡まで来て良かったなと今も思ってます。

 

また、新曲のコールも6回目ということもありみんな手慣れてました。コールもライブの構成要素ですから、マナーさえ守れば盛り上がる方がいいと思います。

 

前回が5400字で今回が6000字超え...。簡潔に書くことには失敗してしまいましたね。いつものこと。

 

次は11/17,18にある4thに向けての記事を書きます。

他の話もしたいのですが、こうもイベントが続くと難しいですね。まあ時期を見て書ければなあと思っています。