"好き"の力信じて

"好き"の話をします。ラブライブ!、石原夏織、アニメなど。

20春アニメ感想備忘録

イベントもなくあまりに書くことがないので、暇つぶしに書いてみました。

アニメの隣の記号は…意味はありません(ということにしておいてください)。

 

  • 邪神ちゃんドロップキック' 

面白かったです。

1期よりもむちゃくちゃで、スピリタスとかIP開示みたいなやりすぎなブラックギャグで結構笑いました。いい作品だった。

1期1話では、設定をすべて飛ばしたことでひんしゅくを買っていましたが、2期10話(最終話)では逆に設定に対して説明的になっていたのも面白かったですね。やっぱりわざとやってる…?

あとOPが結構好き。

 

  • 球詠

まあ面白かったです。

特に、最終回の芳乃ちゃんの葛藤はとても良かったですね。

監督という立場は本来上に立つものですが、同級生(2年生もいるけれど)という対等な立場である以上、采配を振るう恐怖・責任感は普通の監督以上にあるものと思います。だから采配に対する結果が出てしまう以上、相手にどう思われているかが不安で仕方がないというのはとても共感できるなと。

 

いもいもでも面白いと感じられるタイプなので作画はあまり気にしないのですが、体格がごついのはちょっと気になりました。

野球やってるからゴツい造形にしているのかなのか、それとも...?

CMで見ている感じ原作はめっちゃ体つきも可愛かったので多分後者でしょうけど

 

面白かったです。毎週楽しみにしてました。
ギャグとシリアスの塩梅も良く、ギャグパートはちゃんと笑わせる(絶望先生っぽい)、シリアスパートはずっと匂わせながら最終回で明らかにしていく構造でしたね。

 

自分は単純に物語として見ていい話だったなと思っていましたが、年を取って守るべきが多くなっていく下品なギャグ漫画家の末路と久米田先生自身の経験を重ねてメタ的に読んだという考察をネットで見かけてそれはあるかもしれない、面白いな~と思いました。自分はあまり久米田先生のことは知らないのでなんともですけどね。

どうでもいいけど、奈留が唐突に記者になったのはちょっとびっくりした。

 

1期で好きな作品*1のパロディを原作を面白おかしく綺麗にやってくれたのに好感を持っていたので見てました。

主の話は「いや、そこで終わるの!?」って感じで、そこまで面白いとは思わなかったのですが、パロディっぽい回(格ゲーの回)は相変わらず面白かったですね。

 

サクラ大戦の原作が好きな人から、原作はギャグ目の話が多いだと聞いていたので見ていました。しかし、話は起伏がなくまあロボットバトルものだったので…。う~ん好みから外れていたなという印象。

9話だったかなのドタバタ回はちょっと面白かった。

 

現段階ではラッシュデュエルの6話のラーメン回を見たとき、「ラッシュデュエルはラーメン作ってる間に終わるぜ!」みたいなこと言いそうなくらいには(実際には言わなかった)ラッシュデュエルの販促アニメかなという印象。

話もキャラクターの掘り下げ回+αくらいなので保留です。

 

しかし、ロミンちゃんのキャラ設定は難しいですね。
初期設定はデュエルが嫌いな謎の女の子ということでしたが、あんまりミステリアスさも感じないしどうなっていくんでしょうね?


朝の長編シリーズで同時に見ていた「アイカツ!」よりはるかにギアのかかりが遅いので不安はありますが、気長に見ていきましょう。

 

面白くなかったです。

タイトルから原作ゲームが始まる前の時制なのだろうとは思っていました。

その話は2017年ごろに出た話のようで、知らなかったのですが、見た印象だとお話は数話で出来そうな内容を薄く伸ばした感じ。
白と黒の共存に関する話も、裏切りの話もなんだか薄っぺらくないか?と感じてしまった。

 

まあ、ストーリーはそこまで期待してなかったのでいいのですが、個人的に「ちょっとな」と思ったのは、カウントダウンで出したキャラ出さないのかよと。

 

 

 

こういうカウントダウンがあった以上、原作をやっていた頃に想いを馳せ、ツキミやシャルロットやルーシェが出るのを少し楽しみにしていた部分も否定できません。

その点がちょっともやもやするな~と思ってしまいました。自分は懐古にひたりたかったのです。

ZERO CHRONICLEという名前なので、まあ期待した自分がよくなかったしターゲットから外れていたのかもしれませんけれど。

 

アプリ版の白猫プロジェクトといえば「おしゃべりな白猫としゃべらない主人公」ですが、この話では主人公がベラベラ喋り、白猫が出るのは後半の8話で、しかも白猫が喋らないんですよね。

白猫が全く喋らなかったのはちょっと面白かったんですけど、「わざとやってんのか?」と。いやわざとやってるかもしれないけど。

 

白猫プロジェクト、かなり魅力的なキャラが多いので硬派にやるよりドタバタやってくれた方がよかったなあという印象ですね。 

 

  • アルテ

人に「好きそう」と勧められてみたのですが、面白かったですね。

中世のイタリアで貴族の女性という生まれた時点であらかた人生が決まったような身分なのに、画家になりたいアルテが家を飛び出して画家を目指していくという物語でした。この時点で割と好み。

 

前半のフィレンツェでは、アルテの持ち前の実直さで周りから信頼を勝ち取り成長していく姿はとてもすがすがしく良かったです。ヴェロニカの話とかね。マジで好きなタイプの作品。

 

後半のヴェネチィアに移ってからは、カタリーナの境遇がアルテと似て、貴族にふさわしくないものを好んでいる(カタリーナの場合は料理)ということがわかり、カタリーナと打ち解けていくところまでは面白かったです。
しかし、アルテを見ているはずのカタリーナが「貴族を受け入れる」という決断をしたというところがイマイチ納得できず…。

 

乳母であるボーナやその息子との約束だからなのだろうか。それともカタリーナの貴族を受け入れること=料理をしなくなることではないということでしょうか。

カタリーナはアルテと打ち解ける前「料理なんて貴族のやることではない」と言っていて、もし料理をこれからやっていくのであれば、「貴族を受け入れる」という決断はあまり理にかなっていないように思えます。

(読み間違いがあるのかもしれません)

というか、ユーリがアルテに家庭教師として求めることというのは「貴族を受け入れること」だったのでしょうか。

まあ、彼女はアルテのように料理人になりたい訳ではないのかもしれませんが。

生まれという制約の中、受け入れてやっていくというカタリーナの決断はアルテというキャラクターの持つパワフルなキャラクターとメッセージ性にそぐわない印象を受けてしまいました。何かカタリーナがアルテを見た上で感じたことを踏まえ決断をした描写があると尚よかったのですが。

 

 

そういう意味ではむしろ、ソフィア(カタリーナの母親)が夫に対して盾突く場面が一番フィレンツェ編ではすっきりした話だったと言えるかなと思います。

 

最終回は今までの出会いを絵にするという演出が美しくてちょっと感動しました。

後半やや納得いかない部分もありましたが、最終回のまとまりもよくいいアニメでした。

 

総評

8本でした。

かくしごと」「アルテ」「邪神ちゃん」と面白い作品も一定数あったので、全体の出来は普通のクールかなと。
なんでこれ見てたんだ…?ってのが結構多い。

バトルもの苦手なのに半分くらい見てるのがバトルものなのはチョイスを間違えたかなぁと。

来期は(数を減らすという訳ではなく、)選別していこうと思います。 

 

 

(おまけ)

自粛期間から過去作を見るようになったのでそれもメモ。

過去アニメは14クール分(アニマエール、中妹、アイカツ12クール)見てました。実質今期22本。

 

  • アニマエール!

不愉快感もなく、ギャグもそこそこ面白く、物語もあり、キャラクターもかわいい。

突飛なところはないけれどキャラクターが可愛いので安心してみれるきらら的な優等生アニメでした。ベタだけどしっかり物語が進んでいるのが好印象。

僕はうきちゃんが好きで、ネタはうきちゃんの兄貴ネタが好きです。

 

 

  • この中に一人、妹がいる!

軽い気持ちで見れそうなので過去作からはこちらをチョイス。

 

Wikipedia見たら「北米版はR-18」と書いてあって、見る前から暗雲が立ち込めていました。

そのため、あまり期待せず見ていたのですが、思ったよりミステリー要素があって面白かったですね。
お色気要素も00年代っぽい感じの笑えるやつだったのでよし。

 

将悟の行動はたまに「え?」というものもありましたが、

雅を"選びきらない"終わり方だったのでまあそこは納得だったかな、と。雅に関してはDNA鑑定を拒否する伏線もあったしね。

原作では心乃枝と結ばれるらしいので、それが個人的には見たかったですが...。

心乃枝、アニメだけでも言う程負けヒロインではなくない?

 

あと好みってのもありますが鶴眞心乃枝はめちゃかわいかった。キャリさんのああいう演技が好きなんですよね(シズクや火の鳥っぽい?)。いいキャラクターでした。

見てよかった。OVAも気が向いたら見ます(ラジオもまだ見てない)。

 

いつか単体で書く!!がんばれ俺!!

蘭とあかりが好きです。

 

来期も在宅っぽいのでのんびり過去作品見ていきます。

*1:To Heart(老人感)